バーンダウンチャートでプロジェクトの残り作業管理を行う (Excelテンプレート付き)

目次

バーンダウンチャートとは

バーンダウンチャートとは、プロジェクトやスプリントにおける作業の進捗状況を視覚的に表現したグラフです。残りの作業量と残り時間を比較することで、プロジェクトが計画通りに進んでいるかを把握するために用いられます。

本ページで紹介するExcelによるバーンダウンチャート下図のものになります。
(ダウンロードのリンクは最下部にあります)

バーンダウンチャートのメリット/デメリット

メリット

  • 残り作業のボリューム感を正確に把握できます。
  • プロジェクト完了時期を日毎に確認できます。
  • 進捗の遅れや問題を早期に特定し、対策を講じることができます。
  • 計画線と実績線の比較により、計画の妥当性を検証できます。
    計画線より実績線が上にあると遅れ、逆なら進みを表します。

デメリット

  • 作業量の見積もりが正確でない場合、グラフの信頼性が低下します。
  • グラフだけではどのタスクが進んでいて、遅れているかは把握できません。
  • タスク間の依存関係は把握できません。ガントチャートなど他の手法と併用してください。

バーンダウンチャートのExcelテンプレート

本ページでダウンロードできるExcelファイルの主な仕様は次の通りです。
(ダウンロードのリンクは最下部にあります)

  • 理想線、計画線、実績線を描画します。
  • 実績ベースで進んだ場合の予定線を描画します。
  • 土日の他、休日表で設定した日を灰背景色で表します。
  • 当日を緑背景色で示します。

使い方

STEP
黄背景色に入力します
STEP
日毎平均工数に、1日当たりどれぐらいの時間を本プロジェクトに割り当てられるかを設定します

ここで設定した時間が、計画工数行の「土日と休日」を除いた日に反映されます。

STEP
計画工数に日毎の細かい工数修正を行います

この日は他案件があり1日または半日作業できないというようなことがあれば、その日の工数を0や半分にするなどしてください。

STEP
日毎に、そのタスクを完了させるために必要と考える工数を入力します

順調に進めば工数は減少していきますが、トラブルが発生すると停滞したり、突然の仕様変更・追加により工数が増えたりします。なお工数を入力したセルは、背景色が黄色に変わります。

Excelファイルダウンロード

ガントチャートのExcelファイルデータです。
ZIP形式で圧縮してあり、解凍するとxlsx形式のExcelファイルが現れます。
個人・商用利用を問いませんので、ダウンロードしてご自由に使用してください。

ダウンロードファイルの容量:136KB(ZIP形式)

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