組み込み– category –
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GPIO (General Purpose Input/Output) | 組み込み
はじめに 入出力(I/O)ポートは、マイコンのもっとも基本的な機能です。スイッチや制御信号の監視から、LEDの点滅やリレー制御などの基本的な操作から、頑張ればUARTやSPI、I2C通信だって自力で行えます。I/Oポートのうち入力にも出力にもなるものはGPIO... -
SPI (Serial Peripheral Interface)
SPIとは SPI(Serial Peripheral Interface)は、Motorola, Inc.(現NXP Semiconductors)社の開発したシリアル通信規格です。SPIはUARTとは違い、基板上のチップ間という極短距離の通信に用いられるのが一般的です。またI2Cと比較すると通信速度が速い反... -
I2C (Inter-Integrated Circuit)
I2Cとは I2C(Inter-Integrated Circuit)は、Philips Semiconductors(現NXP Semiconductors)社の開発したシリアル通信規格です。アイ・スクエアド・シーというのが正規の読み方ですが、一般的にはアイ・ツー・シーと呼ばれることが多いと思います。呼び... -
ハイインピーダンスは0でも1でもない第3の状態 | 組み込み
デジタル回路には「0 (Low)」と「1 (High)」以外に、第3の状態としてハイインピーダンスがあります。ハイインピーダンスは「Hi-Z」とも表され、電源やGND、信号線から電気的に絶縁された状態を表します。 スリーステートバッファー ハイインピーダンスをも... -
Modbus 通信プロトコル
Modbusとは Modbus(モドバス)は、Modicon社が同社のPLC(ピーエルシー:Programmable Logic Controller)向けに策定した通信プロトコルです。仕様が公開されていてかつ無料利用できることから、産業向け機器で幅広く使われるようになりました。特にRS-48... -
RS-232 / RS-422 / RS-485
はじめに USBやLANが普及した現代においても、産業分野では古く低速な規格であるRS-232/RS-422/RS-485が現役で使われています。その理由はいくつかあると思います。 線数が少なく済み、シンプルで使いやすい。RS-232やRS-485なら3芯あれば何とかなります... -
HEXフォーマット | 組み込み
HEXフォーマットとは、バイナリー情報をASCIIテキスト形式で運ぶためのファイル形式です。マイコンなどのデバイスにプログラム書き込みのために用いられています。これを覚えておけば、USBメモリーや通信経由でマイコンのプログラムを書き換えることができ... -
RTC (Real Time Clock) | 組み込み
リアルタイムクロック(RTC)は、電子機器のカレンダー(年月日)や時間を管理するICです。単に日時の管理のみでなく、アラームやタイマー機能を内包しているのが一般的です。 日時の設定 RTCによって細かい点は変わりますが、一般的に日時は下記表のよう... -
代表的な不揮発性メモリーの種類と用途 | 組み込み
電源を切っても内容を記憶する、不揮発性(ふきはつせい)メモリーについての備忘録です。 不揮発性メモリーの種類 下記表は代表的な不揮発性メモリーの仕様比較表です。だいたいこんな感じというだけで、実際にはそれぞれ幅広い仕様の製品が存在します。 ... -
A/Dコンバーターの基礎 | 組み込み
A/Dコンバーター(以下ADC)は、アナログ信号をデジタル信号に変換するものです。組み込みシステム分野でもっとも基本となる重要部品の1つです。ADCはアナログ信号を標本化、量子化、符号化することでデジタル信号に変換します。 標本化 連続的なアナログ...