海洋調査シリーズ

人知れず、日本や世界の海を調査している何かシリーズです。

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しんかい6500

国立研究開発法人 海洋研究開発機構こと通称「JAMSTEC(ジャムステック)」が誇る有人潜水調査船「しんかい6500」、深海潜水調査船支援母船「よこすか」に加え、深海巡航探査機「うらしま」もいるてんこ盛りセットです。「しんかい6500」はその名の通り、深度6,500mという超深海層まで有人で潜水可能な調査船です。主なミッションは「地球内部の動きをとらえる」「生物の進化を解明する」「深海生物の利用と保全」「熱・物質循環を解明する」で、世界の海を解明すべく1500回を超える潜水調査を行ってきています。

かいこうとかいれい

JAMSTECの無人探査機「かいこう」の支援母船こと「かいれい」ですが、本体の「かいこう」はいませんでした。「かいこう」のいない「かいれい」は、ただの「かいれい」です。

「かいれい」は2022年2月でその役目を終え、退役しました。「かいれい」と「かいこう」のツーショットは目に出来ないままとなったのです。

コバルトリッチクラスト採掘試験機

独立行政法人 エネルギー・金属鉱物資源機構こと通称「JOGMEC(ジョグメック)」の開発したコバルトリッチクラストの採掘試験機です。この見るからに重量物をそのまま海底に投入して掘削するというとんでもない機械で、実際にコバルトリッチクラストを採掘した世界初の機械となります。なおコバルトリッチクラストとは、希少金属コバルトを多く含む海底鉱物資源です。

そんなすごい機械の欠点を1つ上げるとするなら、名前がないことです。名前は大事(公開していないだけであるのかもしれませんが)。

測量船平洋

海上保安庁の誇る測量船「平洋」です。海底地形を中心とする調査を行います。プロペラが360°回転することで、定点に留まり続けることができるのがポイントかも?

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